2014年 「始まらない終末戦争と終わってる私らの青春活劇」のサイン会にて
- K-BOOKSにて行われた王雀孫さん、えれっとさんのWネームサイン会。
- ダッシュエックス文庫も最近新しく立ち上がったレーベルで、色々と活発に活動されている様子。調べてみると、スーパーダッシュ文庫が廃止された代わりの役目もあるようで、スーパーダッシュ文庫のシリーズの一部はこちらで引き継がれている。
- 当日は番号順に呼び出される形式だったが、列に付いて目についたのは王雀孫さんがラブライブ(確かにこにー)のTシャツ着てたこと。
- 発売後すぐのサイン会だったためあまり読み込めていなかったが、
― あの「奇妙な」描写はやはり集英社だからこそ?
との質問には
「当然です。むしろあちらに宣伝して欲しい位の勢いです。」
とのこと。 - 本の内容としては、なんか取り留めのない感じで進んでいく、何か大事のようでそのようなことが起こらない、日常的な非日常。
「世界が変わってしまった」という走り出しで始まるというのに、特段何かが起こるかというとそうでもなく、何かドタバタとした毎日。でも、ヒロインの存在は目立っていて、その言動から、この話はこの後に「何か起こる」と思わせてくれる。
でも、この本単体ではまだその布石だけね!という感じ。
前述した中にもあるが、とにかくジャンプ系の小ネタを挟まないと死んでしまう病を発症しているようで、そこかしこにそれらが見られる。まぁ集英社だし。
公式の紹介文だけ見るとSFっぽいけど、今のところどう見ても喜劇、ギャグの類なので、そういうのが好きな人は読んでみるといいかも。